突然の質問、答えられなかったら「私の宿題にします」でいい?

5月1日に出産したのですが、その直前ぐらいから家で仕事をしています。日本語教育能力検定試験対策講座の仕事です。

その受講生とネットや通信添削課題でつながっています。

やりとりをしていると、去年まで授業をしていた日本語教師養成講座の受講生によく話していたのと同じことを伝えたくなります。

通信でも通学制でも変わらないですね。

たとえば、授業中学習者に言葉の意味や類義語の違いなどを質問されたけど答えがわからず説明できない場合どうしたらいいか、というのはしょっちゅう受講生から聞かれました。

「わからないので調べてきます、私の宿題にします、でいいんですよね?」と言う受講生が多かったのですが、これでは私はぎりぎり及第点かなと思っています。

母語であっても、聞かれるとわからないことはとても多いです。だから、学習者の質問にとっさに答えられないことも多い。

ただ、その都度「私の宿題に」と言っていたらどうでしょう。「この先生大丈夫なのかな」と信頼されなくなる心配、ありませんか。

私の方法は、その場で答えられることはちょっとでもいいから答える、です。

類義語の違いだったら、Aは書き言葉、Bは話し言葉でよく使う、そんなことでもいいです。

そして「ほかにも違いはもちろんあるんですけどね、でも今はみなさんがやっているテキストを終わらせましょう。これは今日中に終わりにしなければいけないので。さっきの質問にはまた後で答えます。」

本当は答えがわからないんだけどね~。

それで、授業が終わったら即、死に物狂いで調べまくる。答えを出す。

次の授業の冒頭で「さっきの質問、あのときはテキストを終わらせなければいけなかったから少ししか説明しなかったけど、今時間があるので説明しまーす。」

これです。

大事なのは、突然質問が挙がったときにその場で答えられることが増えるよう、日々訓練し続けることです。

類義語の違いなんてよく聞かれます。

毎日のトレーニングです。

授業とは関係なく、急に思い立ったことを質問してくることがあります。

私はこれを「大喜利」と心の中で呼んでいます。

そして思わぬところから、思わぬ方向に質問が次々来たりします。

これは「千本ノック」と心の中で呼んでいます。